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ルーマニア遠征二日目その1 ブライラ

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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279@Str. Castanului

デュワグカーの楽園へようこそ




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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279
ルーマニア遠征二日目になりました。さっそくトラムに乗ってブライラのトラムの撮影を始めます。
グラーツからきた279号の車内はこんな感じ。木目調の温かみのある車内は西ドイツっぽさを感じます。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279
車内にはなぜか現役車の写真が飾られていました。塗装もそのまま走らせていることを考えると、オタ会社なのかもしれませんね。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279
ドイツ語の上からルーマニア語が手書きで書き足されています。いずれにしても全然読めません。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279@Str. Castanului
終点まで乗車しました。ループ線をぐるっと回って折り返していきます。
この車両はグラーツで活躍していたGT6(6軸連接電動車)です。ウィーンのE1と同じく、オーストリアのSGP社によって製造されたデュワグカーのライセンス車です。現地では窓の小さい前期形は保存車を残して引退しました。

2016年に後述するGT8と合わせて9編成譲渡されました。一番最近譲渡された車両なので状態も良く、主力車両として活躍しています。

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2019/08/11 S.C. Braicar E1 4633@Str. Castanului
続いてウィーンのE1がきました。同じメーカー故にグラーツのGT6と共通点が多いですが、よく見ると細かい差異があって面白いですね。
2008年から2009年にかけて11編成譲渡されました。4編成は廃車、3編成は部品取りで休車になっているみたいですが、そのほかの車両は元気に稼働しています。

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2019/08/11 S.C. Braicar E1 4633@Str. Castanului
一番前のドアの右側は、客室と仕切りを作って乗務員用ドアとしています。暑いからか開放したまま走っていました。

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2019/08/11 S.C. Braicar KT4D 9060@Str. Castanului~Str. Chișinău
後ろからやってきたのはベルリンから譲渡されたタトラカー、KT4Dです。

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2019/08/11 S.C. Braicar KT4D 9069@Str. Castanului~Str. Chișinău
T6やKT8D5に代表される、いわゆる角タトラと呼ばれるグループです。1車体に1台車を載せる方式で、急曲線と狭い場所が多い東ドイツでよく使われました。見た目は新しそうですが、製造は意外と古く1977年です。
ベルリンに大量に導入され活躍していましたが、壁崩壊後に次々と超低床車が入り余剰となっていきます。ブライラには1997年から1998年にかけて20編成譲渡されましたが、半分以上は既に廃車され、現在は7編成が活躍しています。

ベルリンのトラムといえば黄色1色のイメージが強いですが、東西ドイツ統合前まではこのようなオレンジ色のカラーリングでした。現地で今も活躍しているKT4Dは更新工事を受け、イエロー1色に塗装変更と共に角形ライトに改造されています。ブライラで走っているKT4Dは初期に余剰となった車両を譲り受けたため、ほぼ原形のまま活躍しています。

ドイツ国内は今でも多数のKT4Dが運用していますが、その多くは大規模に更新され、中には低床車体ユニットを挿入され3連接化している車両もあります。こうして製造時から変わらぬ姿のまま活躍しているのはとても貴重な存在です。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT8 1604@Str. Castanului~Str. Chișinău
こちらはロッテルダムで活躍していたGT8(8軸連接電動車)です。オランダのメーカーWerkspoorによって製造されました。これもデュワグカーのライセンス車です。現地では全編成引退し、保存車両のみ残されています。

2005年に10編成譲渡されました。故障や部品取りの離脱が多く、実働しているのは3編成のみのようです。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT8 583@Str. Castanului
こちらはグラーツから譲渡されたGT8(8軸連接電動車)です。前述したGT6と共に譲渡されました。製造時は2車体でしたが、90年代に中間車体を追加して、3車体としています。
車番の583が日本人鉄的には良いナンバーだなと思いました。

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2019/08/11 S.C. Braicar E1 4672@Str. Walter Mărăcineanu
21系統に乗って北に移動しました。上下線がセパレートしているので単線軌道となっています。
コンクリートが盛り上がっている所が電停です。せめて看板はぐらい付けて欲しいですね。

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2019/08/11 S.C. Braicar E1 4638@Str. Walter Mărăcineanu~Str. Mircea Mălăeru
急カーブを曲がるため、大きく路側にせり出し半径をかせぎます。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT6 279@Promex Poarta 1~Str. Walter Mărăcineanu
バンパーに書かれたGRAZの文字もそのままです。

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2019/08/11 S.C. Braicar E1 4633@Promex Poarta 1~Str. Walter Mărăcineanu
デュワグの顔は望遠で撮ると丸さが際立って可愛いですね。
本家のウィーンではかなり数を減らしてしまったので、ここに来たほうがカット数は稼げると思います。

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2019/08/11 S.C. Braicar GT8 1604@Str. Mircea Mălăeru
グラーツとロッテルダムのデュワグがすれ違います。
おでこに付いている系統表示用の幕を見てみると、デジタルっぽい字体でなぜか車番が書いてあります。なかなか意味不明ですが、特に使い道がなかったのかもしれませんね。
下の行先用の方向幕はちゃんと活用していて偉いなと思いました。決してエジプトやウクライナの悪口を言っているわけでは(ry

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2019/08/11 S.C. Braicar GT8 1615@Str. Mircea Mălăeru~Str. Plantelor
ロッテルダムのGT8は2編成動いていました。1604号と下部の緑色の色合いが全然違うような・・・w
細かい事を突っ込んでいくとキリがないですね。

続きます。

ルーマニア遠征一日目 ブカレスト・ブライラ
ルーマニア遠征二日目その1 ブライラ
ルーマニア遠征二日目その2 ブライラ
ルーマニア遠征三日目 ブライラ
ルーマニア遠征四日目その1 ヤシ
ルーマニア遠征四日目その2 ヤシ
ルーマニア遠征五日目 ヤシ
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Author:尻手人
千葉県に住む社会人
ロクヨンセンを追い求めてどこまでも

電車と飛行機の写真撮ってます。活動場所は相鉄線と厚木基地がメインです。海外鉄も始めました。

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